2026/01/28 『葬送のフリーレン』 第二期の第一話を観て

物語として大きく何かが動いたわけではない。 けれど、フリーレンらしく、優しさに溢れたものでした。
人は、失ってから気づくことがあると言います。
一緒にいた時間の意味や、交わした言葉の重さ、
そして「当たり前」だと思っていた日常について。
フリーレンは、感情を大きく語りません。
淡々としていて、どこか距離がある。
でもその分、こちらが味合う余白がある。
忙しい毎日に、深く考えずに過ごしてきた時間。
そのときは気づかないけれど、後になって
「あの時ああすればよかったな、」と思うことがある。
この物語は
「もっと大切にしなさい」とは言わない。
「後悔するぞ」とも言いません。
ただ、
時間は一方通行で、
人の心は思ったよりも遅れて成長する、
その事実を、教えてくれると思います。
だからこそ、
今、誰と話しているのか。
今、どんな時間を過ごしているのか。
それを少しだけ、丁寧に扱いたくなります。
派手さはありません。
でも、観終わったあとに残る余韻が長い。
この先もきっと、
何かを「教える」のではなく、
しみじみ気づかせてくれるような物語が続いていくのだと思いました。




