2025/11/05 ほめるだけではもったいない という話
「ほめる」「ねぎらう」は大切です。 でも、それだけではもったいないです。 心理学の研究では 「過去を評価するフィードバック」よりも、 「未来への期待と協働を伝える言葉」 が、モチベーションと主体性を高めることが 示されています。 たとえば私は部下にこう伝えます。 「忙しい中でよくやってくれた。助かった。これからも一緒にチャレンジしていこう。」 この“もう一言”が大事です。 「ほめる」は過去を認める言葉。 「一緒にやっていこう」は、未来へ力をつなぐ言葉。 別のある研究でも、人が最も成長するのは“有能感”より“関係性と自律性”を感じるときだとされています。 「すごいね」よりも「あなたと共にやりたい」という言葉の方が、人を動かすということになります。 だから私は、ほめて終わらせない。 「よくやった」ではなく、「これからも一緒にやろう」。 この一言が、チームを未来に押し出すエネルギーになると実感しています。




